こんにちは、ギターに特化した情報を発信する『GUITAR MAP』を運営しているツクヨブです。
ジョンメイヤーのシグネチャーモデル「Silver Sky」をはじめて見た時は「なんこれめちゃくちゃダサい」って思ったのは自分だけでしょうか?
ヘッドはPRSそのままでボディはfenderストラトって感じがものすごく違和感を覚えたのです。
でも、日毎になんかカッコいいかもって思い始めた今日この頃。
二郎系ラーメンのように中毒性がある魅力でいつしかシルバースカイに虜になってる自分がいるではないですか。
ジョンメイヤーが作り上げたものだから?
ジョンメイヤーがーっておもいっきり前にでてるから?
きっとそう。ミーハーなんですよね。
きっとみなさんも一緒ですよね!?
そんなみなさんの為に今回はジョンメイヤーのシグネチャーモデル「Silver Sky」について徹底レビューしたいと思います!
それではいってみよう!
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なぜ?ジョンメイヤーがFenderからPRSにした理由
まずはジョンメイヤーがなぜFenderからPRSへ鞍替えした理由を探ってみました。
ジョンメイヤーはずっとFenderのストラトを愛用していました。
ですが突如PRSからシグネチャーモデルを発売したわけなんですね。
これにはギター好き少年たちは驚いたことでしょう。
例えるならミッキーマウスがUSJにいるみたいなもんです・・・例え下手か!
FenderからPRSに移った理由は下記のジョンメイヤーのコメントに凝縮されてると思います。
〜PRS公式HPより引用〜
「大好きなビンテージギターのフィールと、モダンな美しさが融合されたギターを作りたいというのは、僕自身が長い間抱いていた夢だったんだ。そして、Paul Reed Smithとの幾度にも渡る試行錯誤の末に完成したこのSilver Skyは、ルックス、プレイヤビリティ共に、僕が想い描いていたものそのものであり、このギターを手にした人が、エレキギターの新たな魅力を感じてくれることを願っています。」 − John Mayer
要は自分の理想とするギターをPRSとだったら作り上げられる。それをプレイヤーに同じものを提供できる。
簡単に言うとこういう事です。
Fenderでは自分の思い描いた理想のギターを追求することができなかったのも背景にあるようでした。
その反面PRSとはジョンメイヤーの理想の追従という点が一致したんでしょうね。
ジョンメイヤーのシグネチャーモデル「Silver Sky」の特徴
それではジョンメイヤーが思い描いた理想のギター「Silver Sky」とはどんなものか解説していきます。
「Silver Sky」はポール・リード・スミスさんが創設者の「PRS」から2018年に発売されてるモデルです。
1963〜64年に製造されたビンテージギターのサウンドを継承しデザインされたPRSオリジナルのシングルコイルピックアップを搭載し、さらに過去のイメージとは一線を画すデザインコンセプトから生み出されたギターです。
特徴1:ヘッドの形状にこだわり
リバースヘッドになっています。
通常のPRSヘッドは写真右側のよう4〜6弦側がせせりでています。
その反面「Silver Sky」は1〜3弦側がポンっと突出している形になっています。
1弦側が大きくカットされています。これはジョンメイヤーのプレイススタイルによるものでヘッドにぶつかる事を防いでます。
この部分についてはFenderのヘッドに近いです。
ナットからチューナーまでの距離をかせぐ事でチューニングの安定性をさらに高めています。
特徴2:ヴィンテージにこだわったペグ
ペグはヴィンテージによくある軽量なクルーソンタイプとなっております。
軽量なペグは木の倍音成分が得られギターのもつ本来の音色を損なわないメリットがあります。
また、クルーソンタイプでありながらロック機構がついているのでチューニングも安定しやすいタイプとなっています。
特徴3:Silver Sky用に作られたピックアップ
Silver Skyのピックアップはシングルコイルで「635JM」というものです。
「635JM」はジョンメイヤーが求めてるサウンド63年製のピックアップをお手本に作られています。
サウンドは太くて温かみがありそしてクリスピーでもありレンジの広いサウンドです。
さらにピッキングニュアンスを細部まで拾ってくれますのでプレイ表現ができればまさにジョンメイヤーのようなサウンドをだせる訳です。
特徴4:ネックと指板
ネックはジョンメイヤー用に太く設計されています。
指板はローズウッドとメイプルを選べます。
ネック厚みも若干違っていて、ローズウッドのほうがやや厚めとなっています。
指板にはPRSおなじみのバードインレイが施されていますが、通常のPRSよりデザインが小さくなっています。
お手頃価格の「Silver Sky SE」もおすすめ
「Silver Sky SE」は先に解説したUSAモデルの下位モデルとなっています。
下位モデルと勝手に言いましたが、これはすごいです。下位モデルの位置付けではないんじゃないかと思うくらいすごいです。
USAモデルと主に違う点は下記になります。
Silver Sky SE | Silver Sky USA | |
ロック式ペグ(ロック機構) | なし | あり |
ピックアップ | 635JM”S” | 635JM |
ネックの太さ | やや太い | 太い |
トレモロユニット | 2点支持 | 6点留め |
ボディ素材 | ポプラ | アルダー |
値段 | 約12万円 | 約40万円 |
外国の方に比べて手の小さい日本人には「Silver Sky SE」のほうが正直弾きやすさはあります。
またSE用に作られたピックアップ「635JM”S”」がノイズが少ない設計になっているのですんなり受け入れられるサウンドになってると思います。
ノイズを含めて味のあるサウンドであるものの、なかなかその境地が分からないという意見もあります。
そういう意味ではノイズレスであることは万人受けよく作られたものだと思います。
USAよりガラッとサウンドも変わることなく価格もUSAに比べて3分の1ほどで手に入るのでかなりオススメできるギターです。
まとめ:ジョンメイヤーモデル「Silver Sky 」は秀逸
今回はジョンメイヤーの「Silver Sky 」について解説しました。
この記事を書きながらツクヨブもどんどん欲しくなってきました。まじで。
それだけ魅力のあるギターなのです。
2023年モデルも発売されているので気になる方は要チェックですよ。
それではみなさんenjoy the guitar!!!